『夢判断、そして恐怖体験へ』初日舞台挨拶!

弊社製作映画『夢判断、そして恐怖体験へ』が、本日8月27日(金)に公開いたしました。
本作は既に、イタリア・ナポリ映画賞にて最優秀長編作品賞を受賞するなど、海外7カ国で16冠を達成しています。

また、本日、初日舞台挨拶が東京のヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、青木涼、芦川よしみさん、奥津貴之監督が登壇いたしました。

謎の心理カウンセラー・神山圭治役の青木は、映画初主演作の公開に「初日を迎えられたことにホッとしています。こうして公開にこぎつけられたのは、皆さんのご支援のお陰です。皆さんに助けていただき、チャレンジすることができました」と感謝を述べました。

続いて、心理カウンセラーという設定には「演じる上では真実性を追求しました。人間には一人一人目には見えない心がある。その心を探究することが役作りでした。自分の心を深く見つめると、自分の中に広い世界が展開していることに気づく。神山圭治を、心を探究しようとする一人の人間として演じようと決めたときに覚悟が決まりました」と熱のこもった役作りを報告しました。

青木とは映画『美しき誘惑-現代の「画皮」-』で共演経験のある芦川さんからは「青木さんは前作では軟派な感じの役でしたが、今回はまるで別人。話し方も含めて、見事に大学の先生役を演じられていてスゴイ!と感心しました」と絶賛いただきました。

また奥津監督は本作が世界7カ国で16もの映画賞を受賞したことに対して「ホラー映画は色々あるが、本作はリーディングが面白い。怖い話がリーディングによって真相が明らかになる構図は新しい。そこが面白かったのだろう」と高評価の理由を分析しました。

映画の内容にちなんで自身の「恐怖体験」に話題が及ぶと、芦川さんは「引っ越したマンションの北側の部屋だけが2週間くらい寒かった」、「15歳の頃にロケ先のお寺で、幽霊の頭についているような三角の白い布を付けた小柄なおばあちゃんを見た。私以外は誰も見えなかった」と怖い話を披露。一方、青木は「僕はあまり恐怖体験をしたことがない…」というも「この作品の脚本を読んだときは背筋が凍りました。自分とはかけ離れた役だったので『私にできるのか!?』と怖くなった」と笑わせました。

最後に主演の青木から「これまでの僕の夢は白黒映像でしたが、この映画の撮影を通してカラフルになりました」と変化を明かし「この映画は、人間が夢で霊的な体験をしていることに気づく映画です。そして現実こそ夢だという逆転が起こる映画でもあります。この映画を通して夢から覚める感覚を味わってほしいです」と話しました。

本作品は全国の劇場でご覧いただけます。
映画館へのお越しを、心よりお待ちしております。

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